石っころ
1960年|8ミリ|白黒|30分(サイレント)
脚本・撮影・監督:高林陽一|出演:加藤伝、小柴摩理子
イタリア・モンテカティーニ・アマチュア国際映画祭金賞
イタリア・サレルノ国際映画祭銀賞
◆河原で石を運び続ける男。その延々とした繰り返しのうちに、人生の始まりから終わりまでが描かれている。国際的に「高林」の名を知らしめた記念碑的作品。
すばらしい蒸気機関車
1970年|35ミリ|カラー|83分
製作:たかばやしよういちプロ|演出・脚本・撮影:高林陽一|音楽:大林宣彦|配役:谷口法子(機関車と対話する少女)
◆自らの念願叶い「蒸気機関車の勇姿で」ついに35ミリ長編に進出した大ヒット作。記録であると同時に、機関車に捧げる献詩として制作された鉄道映画の神髄。今回、ニュープリント復活版で、待望のリバイバル公開!
砂
1963年|16ミリ|白黒|26分
撮影・監督:高林陽一|出演:田辺元、正城睦子
ベルギー国際実験映画祭審査委員会特別賞
◆壷を抱えてひたすら砂丘を歩く男と、壷に砂を入れる女。男と女、ただそれだけでアヴァンギャルドな空間が創出する、必見!
石っころ | 音源 画像 | 8ミリ | 保管場所:イメージフォーラム お問合せ先 TEL03-5766-0116 |
砂 | 音源 画像 | 16ミリ | |
木 | 16ミリ | ||
ひなのかげ | 16ミリ×3 | ||
村肌 | 16ミリ | ||
餓鬼草紙 | 16ミリ | ||
悲歌(エレジー) | 16ミリ 35ミリ | ||
往生安楽国 | 16ミリ | ||
むさしのいのち | 16ミリ | ||
かなしみ | 16ミリ | ||
日本の子守唄 | 16ミリ | ||
STONYLIFE | 8ミリ | ||
予感 | 16ミリ | ||
べんがら格子 | 35ミリ | ||
西陣心中 | 16ミリ | ||
娼婦 | 35ミリ | ||
べんがら格子 | 音源 画像 | 保管場所:ケースワーク こちらからお問い合わせ下さい。 |
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餓鬼草紙 | 音源 画像 | 35ミリ | |
娼婦 | 音源 画像 | ||
京都放浪記 | 音源 画像 | ||
悲歌(エレジー) | 音源 画像 | ||
往生安楽国 | 音源 画像 | 35ミリ | |
魂遊びほうこう | 音源 画像 | 35ミリ | |
西陣心中 | 16ミリ |
1931年4月、京都西陣で営む帯地商の長男に生まれる。大学で仲間と8ミリを作り始め、卒業後の『南無』(59年)が監督第一作。以後、実験映画・個人映画をつくり続けた。大林宣彦、飯村隆彦らと8ミリを通じた交友、また記録映画の野田真吉、小川紳介、松本俊夫らとも交友を結ぶ。60年の『石っころ』がイタリア・モンテカティーニ国際映画祭で金賞を受賞してから本格的に映画と取り組む。撮影所とは異なる場所から映画を発信し続け、日本の実験映画・個人映画の草分け的な存在として、その後の映画青年たちに大きな影響を与えた。16ミリ第一作『砂』(63年)がベルギー国際実験映画祭で審査委員会特別賞、『ひなのかげ』(65年)は、日本人としては初めてニューヨーク近代美術館 所蔵となった。66年より滅びゆく蒸気機関車の記録映画を数多く撮り、71年には初の35ミリ作品『すばらしい蒸気機関車』を一般劇場で公開しヒットさせ る。また、 |